下肢静脈瘤と食事

◆下肢静脈瘤と食事

下肢静脈瘤の患者には、鉄欠乏症の方がおおいそうです。

鉄欠乏性貧血症となって鉄分が欠乏すると体内の組織の繊維の合成、コラーゲンの合成が上手くいかなくなります。

軽度の下肢静脈瘤の患者に、鉄剤とビタミンＣを処方し、たん白質中心の食事を勧めると、2−3ヶ月で静脈瘤が改善し、脚のむくみとだるさが消失する場合があります。

また、ニンニクやショウガも下肢静脈瘤にいい成分が多く含まれれ下り、魚なども良いそうです。

下肢静脈瘤の患者には、便秘の方も多い事が知られてますので、繊維性のものを多くとり便秘にならない事も重要な予防の一つと言えます。

また、動物性の脂肪を多く取る民族に下肢静脈瘤の患者が多い事も知られてますので、バターや脂肪分の多い食事は出来るだけ避けるようにして下さい。

●静脈瘤に良い食べ物
みかん、イチゴ、チェリー、新鮮な果物、トマト、しょうが、ニンニク、赤トウガラシ粉、小麦粉、そば粉、雑穀類、魚、野菜全般などは良く食べるようにしましょう。
※ミカンなどの柑橘類は皮の内側に静脈瘤に良い成分が多いそうです。

●静脈瘤に悪い食べ物
砂糖、塩、アルコール類、揚物、動物性タンパク質、チーズ、バター、牛乳、アイスクリーム、特に脂肪分、炭水化物、肉類などは少し控えるようにしましょう。