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硬化療法について

 

◆硬化療法

効果療法とは、以前の下肢静脈瘤の治療法では、入院して手術で不要な下肢静脈瘤を引き抜いていましたが、現在では、静脈の中に硬化剤という薬剤を注入し静脈の内側の壁と壁をくっつけたり、血栓を作り詰めてしまう方法、硬化療法があります。

硬化療法で完全に閉塞した静脈は徐々に小さくなり、最後には組織に吸収されて消えてしまいます。

硬化療法で静脈を閉塞させると、血液は正常な静脈を流れるようになり、症状が改善するのです。

硬化療法は5〜10分程度の治療は終了する場合もありますが、約2〜3週間の弾性ストッキングで圧迫治療を必要とします。

硬化療法後は、注入部を圧迫するために、その夜は入浴できませんが、翌日には弾性ストッキングを取り、入浴する事が出来るのです。

すべての下肢静脈瘤の治療に有効であれば良いのですが、網目状静脈瘤やクモの巣状静脈瘤などの比較的軽度の下肢静脈瘤以外では有効ではありません。

硬化療法は、他の手術で取り除けなかった静脈瘤の治療などにも向いてますし、下肢に傷を付ける事がありませんので美容的に患者さんの希望部分だけの治療なども出来ます。

どのような治療にも合併症はあるのですが、硬化療法の場合は、色素沈着・静脈瘤の血栓かに伴う痛み・発赤・深部静脈血栓症・薬剤アレルギーなどが起こる場合もあります。

色素沈着の場合は、多くの患者さんで最終的に消えるのですが、消えるまでに1〜2年を有する場合もあります。

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